美大受験で必須な、6時間以内に絵を完成させるコツ「デッサン編」

デッサンのコツ

 

どうも、@Shunです!

 

今回は、
6時間以内に絵を完成させるコツ
についてお話していきます!

 

受験では6時間という制限時間があり、
時間以内に完成させなくてはいけません。

 

普段、好きな絵を描くのに時間制限はないので、
1日~3日、もしくはそれ以上の時間をかけて
描くことが多く、なかなかコツが掴めずに
絵が完成しないという方も多いのではないでしょうか?

 

この6時間という壁は、
僕にとって最大の壁でもありました。

 

どんなに頑張って描いても、
時間以内に絵が描き終わらなければ、
評価が大幅に下がってしまいますからね。

 

じゃあ、どうすれば良いのかというと、
受験では手順を踏んだ描き方をします。

 

とはいえ例外もありますが、
基本的にはこの描き方で対応できるので、
皆さんにはそれを覚えて頂きたいと思います。

 

僕もそうでしたが、
予備校に入るまで独学で絵を描いてきた方は、
その手順がほとんど身に付いていません。

というわけで今から、
その手順を6段階に分けて詳しく説明していきます。

 

1.クロッキー帳などにラフスケッチをする

 

まずは、クロッキー帳などに、
モチーフのラフスケッチをします。

 

多分、これは皆さんやっていると思いますが、
やっていない方がいたらやるようにしましょう。

 

適当で大丈夫ですが、雑ではあまり意味がないので、
モチーフの位置関係や、空間を把握できる程度に描きましょう。

 

これをやることによって、
モチーフが置かれている状況を整理することができ、
アイデアが思いつきやすくなるし、
描き進めやすくもなります。

 

時間の目安としては、
だいたい5分~10分程度が良いと思います

 

2.ラフスケッチからどんな絵を描いていくか考える

 

続いては、
1で完成させたラフスケッチから、
どんな構図で絵を描いていくのかを考えます。

 

この工程はかなり重要で、
絵を描いていく上での
設計図と言っても過言ではないし、
どんなに細かな描写をし
たとしても、
構図が悪ければ評価も悪くなるというのが油絵科です(笑)

 

モチーフに対してズ―ムした構図なのか、
全体を引いて見たような構図なのか、
構図の取り方は色々ありますが、
自分が描きたい構図をこの段階で決めまていきましょう。

 

とは言っても、
予備校では早いもの順で
好きな席を取るパターンが多いと思うので、
用事があって遅れてしまったときなどに、
全然良い席が残ってない場合もありますよね。

 

モチーフは良いんだけど、
この席からだとイイ感じの構図が思いつかない、、、

 

こうなると、
モチベもなかなか上がらないし、
アイデアが浮かんでこないことが多いですが、
克服しておく必要があるのも確かです。

 

入試では、
席の場所がくじ引きで決まるので、
めちゃくちゃ苦手な構図しか取れない、、、

なんてこともよく起こります。

 

予備校でならともかく、
入試のときに好きな席に座れなかったから、
良い絵が描けなかったでは話になりません。

 

結局一番重要なのは、
どの席でも構図を取れるようにしておくことです。

 

普段からやっておかないと出来ない事でもあるので、
いつも好きな席だったり、
同じ角度の席に座ったりせずに、

 

たまには苦手な席に座ってみて、
そこで自分がどれだけ力を出せるのか
チャレンジしてみるのも良いですね。

 

苦手の中から、いかに面白いと思えるものを見つけれるか、
どんな状況でも自分の表現力を発揮できるかなど、
入試では絵以外にも見られるところはあります。

どの席に座っても思い通りの構図が取れれば、
それだけでかなり強い武器になりますよ!

 

時間の目安は、
10~15分、長くても30分以内には
2.を終わらせて、3.に移れるようにしましょう。

 

3.どんな絵を描くか決めたら、木炭紙または画用紙に下書きをする

 

どんな絵を描くか決めたら、
木炭紙、もしくは画用紙に下書きをしていきます。

 

この工程で重要なのは、
少しでも形が間違っていると思ったら
すぐに形を取り直すことです。

 

下書きの段階で形を間違えると、
4.5.6の工程にまで影響して来ます。

 

間違っていることに気づいたら、
これぐらい大丈夫だろうとは思わずに
直ぐ修正するようにしてくださいね。

 

そうすることで、
後の工程で修正する作業が不要になるので、
手間を省くことが出来るし、

もし時間が足らなかったとしても、
完成度を高めることに繋がります!

 

時間の目安としては20~30分
次に移れるようにしましょう。

 

4.おおまかに明暗を付けて画面に空間を持たせる

 

下書きが終わると、
次は画面に空間を持たせていく必要があります。

 

画面に空間を持たせるためには、
明暗の差を出さなくてはいけません。


どの方向から光が当たり、
どの方向に影が落ちるのか

画面上で明るい場所、
暗い場所はどこなのか

というのをよく観察してみてください。

 

それが終わったら、
光が当たっている部分(明るい部分)と、
影になっている部分(暗い部分)を描いていきましょう。

 

このとき、一つコツがあるのですが、
目を細めると視界がぼやけますよね?

 

すると、モチーフの質感や細部が見えづらくなって、
明暗の差が分かりやすくなるので、
この方法は結構オススメです!

 

はい、ということで、
ここまでで1/3くらいまで
やってきたところです。

 

時間の目安としては、
1時間くらいで次の工程に移れれば
良いペースで進んでいけると思います。

 

5.全体的に描き進めていく

 

全体的に描き進めていくというキーワード、
これ、かなり重要になってきます。

 

なぜなら、今まで独学で絵を描いてきた人は、
好きな部分から描き進めていったり、
いきなり描きこんでしまうケースが多いんですよね。

 

ちなみに、僕がそうでした笑

 

これの良くない理由は、
せっかく4.で空間を持たせたのに、
一つの場所から描いていくと、
その空間が壊れてしまうことです。

 

すると、画面全体に目が行かなくなるので、
その部分だけを描き進めてしまい、
時間内に終わらないという悲しい結果に繋がってしまいます、、、

 

入試のときに一番避けなくてはいけない状況が、
未完成で提出することです

 

未完成に見えてしまうというのは、
明らかな塗り残しであったり、
思いっきりキャンバスの白い部分が残っているなどです。

あえてキャンバスの下地を
残している絵であれば問題ありませんが、
計画されたものでないと
明らかに不自然見えるので分かってしまいます。

 

こうならないために、
手前を描いたら、次は奥を描くなど、
画面全体に手を回すクセをつけていきましょう!

 

そうすることで、
途中までしか描けなかった場合でも、
ある程度、画面全体に手が回っていれば絵は成り立ってくれます

 

あくまでもこれは最悪の場合なので、
絶対に最後まで完成させることを心掛けてくださいね。笑

 

時間の目安としては、
2~3時間くらいがベストだと思います。

 

6.細部の描きこみをしていく

 

いよいよ最後の仕上げです。

 

5.で全体に手を加えたので、
ここからは細部の描きこみをしていきましょう!

 

絵を描いている中でも
時間を忘れるくらい楽しい工程ですが、
決して忘れてはいけません。笑

 

ここで重要なのが、
どこに焦点を絞っていくかです。

 

自分の目でモチーフを見たとき、
ピントが合っている部分ってたくさんないですよね?

 

基本的に焦点は一ヵ所なので、
一度にたくさんの場所にピントが合うことはありません

 

自分が描きたいと思っていたモチーフに焦点を絞り、
そこを描きこんでいきましょう。

 

いや、僕・私は全体を細かく描かないと
気が済まないっていう方いませんか?

 

これもまた僕のことだったんですが、、、笑

 

全体にピントを合わせると、
どこを見たら良いのか分からなくなるので、
基本的には一ヵ所に絞ることが大切です。

 

そうすることで、評価する側の人に
何が描きたかったのか伝わりやすくなります

 

それに、必要じゃない部分で手を抜くことで、
一番描きたい場所にもっと時間を使えるようになりますよね。

 

そもそも、6時間という短い時間の中で、
全体を細部まで描き込むということは、
浪人生の凄腕の人、
もしくは時間制限を設けて
速く描く練習を何年も続けてきた人くらいしかできません。

なので、細かい描写をしたい!という方は、
モチーフの一ヵ所に絞ることをオススメします。

 

ここまでくれば、
タイムアップまで描きこんで、
完成度を高めていってください!

 

最後に

 

6時間以内に絵を完成させるコツについて
話してきましたが、いかがだったでしょうか?

 

今回の手順をまとめてみると、

1.クロッキー帳などにラフスケッチをする

2.ラフスケッチからどんな絵を描いていくか決める

3.どんな絵を描くか決めたら、木炭紙または画用紙に下書きをする

4.大まかに明暗の差を付けて画面に空間を持たせる

5.全体的に描き進めていく

6.細部の描き込みをしていく

という感じでした。

 

これはあくまでも参考なので、
この手順通りじゃないとダメとかではないです。

画風や使う技法が人ぞれぞれ違ってくるので、
自分に合った手順を見つけるのがベストですが、
写実的に描きたい人や、
デフォルメして描きたい人は、
非常に効率的に描けるので結構オススメ出来ます。

 

絵を描く時は集中していて
時間を忘れてしまうことが多いです。

それに本来は時間を気にせずに
のびのびと描くのが一番だし、
絵を完成させるという線引きも難しいものだと思います。

でも入試のときは、
どうしても時間を気にしながら描かないといけません。

皆平等に与えられた時間の中で、
いかに自分なりに表現するか、

それが美大受験だと思います。

 

僕も受験期の時、
6時間以内に完成させることに
すごく苦戦していました。

 

なんでこんなに短い時間で
描かなくてはいけないんだろうとか、
もっと時間があれば絶対に良い絵が描けるのに、、、
なんて考えていた時期もありました。

 

でも結局、
そんなことを考えていても、
描く時間が長くなることはないです。

 

限られた時間の中で、
いかにクオリティーの高いものを描けるかという考えに
シフトしていく必要があります。

 

僕が初めて6時間で
描き終わらせることが出来たのは、
高3の12月末だったので、
ほんと入試直前ギリギリでした。

 

こうならないためにも、
絵が描き終わらなくて悩んでいる方は、
考え方を変え、時間と効率を意識するようにすれば、
より早く成長に繋げていけると思います。

 

僕はこの手順を落とし込むのに
かなり時間を使ってしまいましたが、
一度身についてしまえば後は簡単なので、
皆さんも頑張ってくださいね!

 

それではまた次の記事で!