コスパ最高!現役美大生がオススメする油絵筆はコレ【油彩画筆】

美大受験で役立つグッズ

どうも!@Shunです。

 

今回は油絵を始めたばかりの方へ向けて、
オススメの筆を紹介していきたいと思います。

油絵を描くにあたって筆は非常に重要で、
様々な種類の筆を使いこなすことが出来れば、
それだけ表現の幅が広がっていきます。

 

しかし、画材屋さんに行って筆のコーナーを見ると、
すごく沢山の種類が並べられているので、
最初はどれを買えばよいのか分からないと思います。

全部買って試めすことが出来れば1番良いのですが、
決して安いものではないので、
そういうわけにもいきませんよね。

 

そこで!僕が使ってみて良かったと思える筆や、
周りの友達が実際に使ってみて良いと言っていた、
本当にオススメ出来る筆を紹介していきます!

 

まず、筆の種類や特徴を簡単に解説してから本題に入りますが、
解説はいいから早くオススメの筆が知りたい!という方は、
お手数ですが目次から「4.美大生がオススメする受験で最適な筆」まで飛んでください。

 

これだけ知っていれば安心!油絵でよく使われる筆の種類

 

筆の形状は大きく3種類に分けられていて、
平筆・丸筆・扇型筆、があります。

 

その中でもさらに細かく分けられており、

丸筆:ラウンド大・中・小、ライナー・スクリプト(面相)

平筆:フラット、フィルバート、アングル、ブライト、

扇形筆:ファン

 

というものがあります。

 

以下に各種類ごとの筆先の形状を、
分かりやすく図でまとめました!

 

【ラウンド大・中・小】
一般的に丸筆と呼ばれていて主に点や線を描くときに使いますが、
筆先に方向性がないため、多方向に広がる面を描きやすいです。

 

使用例

大:布に出来る波状の凹凸や、太い線を描く時。

 

小:小さな葉っぱや花びらなど、多方向に広がる面や細い線を描くとき。

 

【ライナー・スクリプト】

これは面相筆とも呼ばれている筆で、
主にすごく細い線を描くときに使います。

 

使用例

髪の毛などの毛類や、瞳の中のハイライトなど。

 

【フラット】

一般的に平筆と呼ばれている筆で、絵具を含むことができる量が多く、
面を描くときや、筆先のエッジを利用して線を描くときにも使えます。

 

使用例

箱や板などのタッチの方向性が決まっているモチーフを描くとき。

 

【ブライト】

フラットの毛先を短くしたような形で、
反発力があるため力強いタッチで描くことが出来、
物質感のあるでデコボコした面を描くときにも使えます。

 

使用例

岩やレモンのように表面に凹凸のある果物など。

 

【フィルバート】

フラットをある程度使いこんで、
形が削れたような形をしているのが特徴です。

 

フラットよりも優しいタッチで描くことが出来、
それに加えて左右の筆跡が出にくいのも扱いやすいポイントです。

 

使用例

紙や布など、出来るだけ筆跡を残さず滑らかに表現したいときなど。

 

【アングル】

フラットの筆先を斜めに切りそろえた形状をしていて、
平らな面で描くことはもちろんですが、
この筆の場合はエッジを利用した線を描くのに適しています。

 

平筆は絵具を含むことが出来る量が多いのに加え、
エッジを利用できるという2つの面を生かし、
より自由度の高いのびのびとした線を描くことが出来ます。

 

【ファン】

この筆は扇形筆とも呼ばれていて、
扇子のような形をしています。

 

特徴としては平筆の中でも特に厚みが薄く、
ぼかし表現やグレーズ、グラデーションを描くのに
最も適している筆です。

 

使用例

布などにできる影のように、
影と影ではない部分の境目が
くっきりと分かれていないものを描くとき。

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美大受験で使う筆のサイズ

 

筆のサイズは種類によって様々ですが、
号という単位で分けられており、
基本的に受験で使うのであれば
0号から15号くらいまでが一般的です。

 

大きいものでは20号以上などもありますが、
受験で使用されるキャンバスはF15またはF20号なので、
そんなに大きなサイズは必要ないと思います。

 

それにサイズが大きくなるにつれて
価格も上がっていくので、
広い面積を塗りたいのであれば、
刷毛を使うことをオススメします。

 

ただ、刷毛を使うときに注意する点があって、
オイルを混ぜすぎると画面が濡れすぎて
描きにくくなってしまうので気を付けましょう!

 

 

ちなみに、刷毛を買うならナムラ製のものをオススメします!

かなり有名な筆メーカーなので、
知っている方も多いのではないでしょうか?

 

毛の質も非常によく、
とても丈夫な造りで、
毛がほとんど抜けないのがオススメのポイントです。

ちなみに僕の周りの美大生の多くが愛用しています。

 

安い刷毛によくありがちなのが、
せっかく描いた画面に毛が抜け落ちてしまい、
取るのが非常に面倒くさいということ、、、

僕も最初は安いメーカーのものを使っていたんですが、
毛が抜けるのがウザ過ぎてどうしようかと思っていたところ、
友達がナムラ製が良いよ!と教えてくれ、
実際に使ってみたらマジで使いやすいんですよ、コレが。笑

毛が抜けないことが、
こんなにストレスフリーだったのかって思います。

 

もし興味があれば参考にしてみて下さい!

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サイズもかなり豊富で5号から50号まで揃っているため、
自分の好きなサイズを選ぶことも可能ですが、
基本的には20号が無難かと思います。

どの毛の筆を使うと良いか?

油絵は豚毛の筆で描くというイメージが強いですが、
実際にそうでもありません。

 

確かに僕も受験期は豚毛の筆を
メインで使っていていました。

布の目が粗いキャンバスでは、
豚毛を使うことで絵具を刷り込むことが出来ます。

それに、オイルを含みにくいため、
画面が必要以上に濡れて、
描きにくくなることもありません。

しかし豚毛は硬いため絵具を上に重ねていくのが難しく、
下の絵具まで一緒にひっかいてしまうというデメリットもあります。

 

そこで!軟毛の筆を使うことにより、
下の絵具にいく影響を最低限に抑え、
層にして重ねていくことが出来るというわけです。

 

油絵用の軟毛にはいくつか種類があって、

・たぬき

・馬

・コリンスキー

・セーブル

・リス

・ナイロン

などなど色々ありますが、
今回オススメするのは「ナイロン毛」です。

 

ナイロンと聞くと安いイメージが強いので、
あまり品質が良くないんじゃないかと思われがちですが、
実際のところ、これが結構使いやすいんですよ。

 

ナイロン毛のメリットは、

・柔らかな毛質

・価格が安い

・耐久性に優れる

・描き味が良い

・アクリル絵の具と併用可能

というのが挙げられ、
受験で使うときはもちろん、
普段使いでも性能は十分です。

 

ほんの一部ですが僕が使ってる筆を並べてみました。笑

 

左から2番目と1番右以外はナイロン製です。

そして持ち手(柄)に赤・黄・緑の帯があるのが、

「CAMLON PROシリーズ」の筆です!

 

美大生がオススメする受験で最適な筆!

それでは今回の本題であるオススメの筆を
紹介していきたいと思います。

オススメの豚毛筆!

豚毛の筆でオススメなのがナムラ製の筆です。

 

先ほど刷毛でも紹介したこのメーカーは、
初心者向けセットによく入っている豚毛筆を作っているメーカーでもあり、
品質や描きやすさ共にとても良いです。

 

高いものもありますが、
比較的に安く手に入るので、
受験生にはもってこいの筆だと思います。

 

あと、受験で高級な豚毛を使うことはお勧めできません。

なぜなら豚毛は摩耗が激しく、
受験で使うキャンバスは目が粗いので、
より筆の寿命を縮めてしまうからです。

個人差はありますが、
よく使う筆の場合だと、
3~6か月くらいで筆の先端が
キャンバスとの摩擦によって短くなってきます。

全く使えなくなるわけではありませんが、
毛先が短くなると毛のしならないため、
余計に硬くなってしまいます。

 

もともと硬いのに、
さらに硬くなってしまうので、
非常に扱いにくくなることに。

特に、細くて短い0号~2号あたりは、
めちゃくちゃ削れるので、
買ったときの半分くらいの長さになることもあります。

 

せっかく高い筆を買ったのに、
そんなに使っていないのに
もうダメになってしまった、、、

ということになったら悲しいですよね。

 

ですので、豚毛を使うのであれば、
ある程度値段と品質のバランスを取る必要があるため、
この筆をオススメします!

オススメのナイロン毛筆!

これは今回僕が一番オススメしたい筆なんですが、
アルテージュ画筆というメーカーの
「CAMLON PROシリーズ」のナイロン筆です。

 

この筆の特徴は、

・毛の質が良い

・絵具離れが良く思い通りに描くことが出来る

・油彩・アクリル・水彩と幅広い絵具に適応している

・穂先のバリエーションが豊富

・コストパフォーマンスが良い

という点です。

 

この筆は毛の質が非常に良くて、
指で確かめてみると分かりますが、
非常にサラサラしているんですよ。

 

サラサラしていれば
良いというわけでもありませんが、
安いナイロンの筆と比べると
1本1本の毛がまとまりやすく、
しっかりとハリがあります。

そのため、毛先がまとまらず色々な方向へ向いて
イライラすることもなければ、
習字の筆のように一筆入れるたびに
いちいち形を整える必要もないので、
ストレスを感じることなく絵を描くことに集中できます。

 

次は絵具離れについてですが、
これも筆選びでは非常に重要なポイントで、
絵具離れが悪い筆を使うと絵具がかすれてしまい、
非常に描きづらくなってしまいます。

ですが、この筆は絵具離れが非常に良く、
絵具を思い通りにキャンバスに乗せることができるので、
筆圧通りの線を描くことが可能なんですよ。

あえて毛先のまとまらない筆を使って
掠れさせるという手法もありますが、
使えるところが限られてくるので、
最初は扱いやすく汎用性の高いものを
購入した方が良いと思います。

 

そして油絵学科の入試では
主に油彩・アクリルのどちらか、
または両方を併用して描くことが多いと思います。

この筆はどちらにも対応しているため、
油彩かアクリルで描くのを迷っている方や、
併用して使う方にオススメできます。

僕も最初アクリル用として購入したんですが、
途中から油絵を使うことが増えたため
油絵用に変更しました。

まだどちらを使うか決めていない方や、
併用して使いたいという方には
かなりオススメ出来る筆です。

 

それに、品質や耐久性もかなり良く、
もうかれこれ3~4年は使っていますが、
まだまだ現役で活躍してくれています。笑

 

穂先のバリエーションやサイズも非常に豊富で、
今回紹介した筆先の形状はすべて揃っているため、
メーカーで一式揃えるためなんてことも可能です。

個人的に使いやすい筆が見つかると
同じメーカーの筆を使いたくなることが多いので、
そういった面でも穂先のバリエーションが多いと助かりますね。

 

かなりベタ褒めしてきましたが、
良くない点も少しあります。

・天然毛に比べ、やや毛先がまとまりにくい

・ナイロン製にしては値段がやや高め

・柄の塗装が剥がれやすい

 

という点です。

 

まず1つ目ですが、天然毛と比べると毛先が少しまとまりづらいという点です。

これはナイロン筆の特徴で、
筆の根元に絵具のカスがたまりやすく、
それが原因で毛先が広がってしまいます。

ですが、描き終わったあとに
手入れをしっかりとしていれば、
あまり気にすることなく使えます!

完璧に毛先がまとまっていなきゃ嫌だ!という方は
値段の高い天然毛の筆を買ってください。笑

 

2つ目は他のナイロン製の筆と比べると
値段がやや高めだという点です。

他のナイロン筆よりも1.3~1.5倍くらい高いと思います。

とは言え天然毛と比べればかなり安く購入できるので、
色々とお金のかかる受験生にとっては、
かなりコスパが良いのではないでしょうか。

 

3つ目は柄のコーティングが剥がれやすいという点です。

あるとき、持っていた筆を落としてしまい、
慌てて拾ってみると柄の塗装がパリッと剥がれていました。

ですが、塗装が剥がれたからといって
筆自体が使えなくなるわけではないので安心してください。

ですが、そのへんに神経質な方は
向いていないと思うのでご注意を。

 

という感じで良くない点も紹介しましたが、
デメリットを上回るほどのコスパの良さと、
扱いやすさを持っているので、
ぜひ試してみて欲しい筆です!

というわけで、
ここから用途別にオススメの「キャムロンプロ」を紹介していきます。

筆選びに迷っている方へオススメ!

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このセットは平筆(フラット)4号・8号、
丸筆(ラウンド)0号・4号・8号の5本が入っており、
これらのサイズが揃っていれば
細かい面も、広い面も描くことが出来ます。

まだ筆選びに困っている方は自分で選ぶ必要がないので、
そこも良いポイントですね。

これから油絵を始めたいけど、
どの筆を買えば良いか分からない方へオススメです!

筆跡を残さない滑らかな画面を作りたい方へオススメ!

これは僕自身も愛用している、
キャムロンプロシリーズの「フィルバート」です!

筆の左右に筆跡が残らないため、
画面に凹凸を残したくない方や
表面の滑らかなモチーフを描くときにオススメの1本!

僕の場合はよく植物を描くので、
花びらであったり葉の表面を描くときに使っています。

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細部までこだわって描きたい方へオススメ!

このセットには面相筆と呼ばれる極細の筆が3本入っていて、
サイズは630の100/0号、10/0号、5/0号です。

0号よりも細いサイズなので、
人物の髪やまつ毛を描くときや、
植物の葉脈を描くときにすごく便利です!

細部まで描き込んでいくスタイルの方は、
持っておいて損はない筆だと思うので、
かなりオススメできます。

(商品名にはプラタと書かれていますが、
キャムロンプロ プラタなのでご安心ください。)

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まとめ

 

というわけで今回は
オススメの筆について話してきましたが、
いかがだったでしょうか?

 

受験生はバイトをする時間も限られてくるので、
高い筆はなかなか買えないし、
そう何本も買って試すわけにも行かないと思うので、
受験で使える最適な筆だけに絞って紹介してみました!

 

そもそも僕が筆を紹介したいと思った理由に、
予備校では誰も筆の特徴や、
筆ごとの使う用途を細かく教えてくれなかった。

という苦い経験があるからです。

 

筆のことを何も知らず、
少ない本数でどうにかしようすると、
実力的には表現できるはずのものも
出来なくなってしまうんですよ。

美大受験は道具にこだわれ!可能性を広げる武器を持つメリットとは?
どうも、@Shunです! 僕が初めて予備校の油絵科のアトリエに入った時、 浪人生が大量の筆を持っていたことに驚きました。 見たことない形の筆もあったり、 同じ形だけどサイズ違いの筆が何本もあったりして、 それ本当に全部使ってるの?ってなったのを覚えてます。 ...

ちなみにこの記事で道具の重要性を解説しているので、
興味がある方はぜひ読んでみてください。

 

僕は油絵を始めたばかりの頃、
油絵セットに入っていた豚毛しか使ってませんでした。

だから細い線を描くのも、
グラデーションを作るのも豚毛を使っていたので、
その分時間がかかってしまい絵が完成しない。

なんてこともしばしばありました。

こうなってくると、
成長のスピードがめちゃくちゃ遅くなります。

 

これから受験する皆さんには
僕と同じ思いをしてほしくないので、
この記事が役に立てばすごく嬉しいです!

 

この記事を参考にする以外にも、
周りにいる先輩や自分よりも前から絵を描いている人に
オススメの筆を聞いてみるのも良いと思います!

 

それでは以上となります。

 

ではまた次の記事で!

コメント

  1. […] […]