絵を描いていて形が取れない人に共通している4つのこと

デッサンのコツ

どうも@Shunです。

 

絵を描いていて誰もが一度は抱える悩み、
それは形が上手く取れないこと、、、

 

今回はそんな悩みを解決するために、
形が取れない人に共通している
4つのことについて
話していきたいと思います。

 

この4つを自覚して改善していけば、
成長するスピードが
かなり違ってくるので、

今日ここでしっかりと自覚を持って、
次に描く絵に活かせるようにしましょう!

 

共通する4つのこと

形が上手く取れない人に共通しているのは、

 

1.形を一発で取ろうとしている

2.形に対する思い込みが原因で、ズレていることに気が付いていない

3.モチーフの構造を理解して描いていない

4.描き込んだところの形が狂っていることに気づいても、消すことを躊躇ってしまう

というこの4つです。

 

形が上手く取れない人は
この4つが出来ておらず、
自覚していないことが多いです。

 

それに、3は出来ていても
4は出来ていないというように、

この中の一つでも
出来ていないことがあると
正確な形を取れるようにはならないので、
4つともすべて出来るようにしましょう。

 

それでは1つずつ詳しく解説していきます。

 

形を1発で取ろうとしている

 

まず1つ目になりますが、
形を1発で取ろうとすることは、
正確に形を取りたい時に
1番やってはいけないことです。

 

基本的な話になりますが、
正確な形を取るためには
何度も形を取り直す必要があります。

 

ある程度上手く形が取れる人でも、
形を1発で取るのは無理と言ってよいでしょう。

 

相当上手い人は1発で形を取っているように見えますが、
そういう人でも必ず修正をしているので、
まだ上手く形を取れない人ほど
何度も形を取り直すことが重要です。

 

 

最初に目安となる形を描いて、
それから形が違う箇所を修正し、
また描いて修正を繰り返すことで
正確な形を取ることが出来ます。

 

根気のいる作業ですが、
真面目にやった人だけが
上達していけるので、
諦めずに頑張って下さい!

 

 

ちなみに、形を取れるようになるには
クロッキーをすることが大切とよく言われているので、
皆さんの中でも実践している人が多いと思いのではないでしょうか。

 

僕もその意見には大賛成で、
美大受験をするうえで素早く形を取れるスキルは必須になってくるため、
必ず取り入れたほうが良い練習法だと思います。

しかし、クロッキーは短い時間の中で描くことになるので、
ある程度形が取れる人がやったとしても、
早さを重視するとどうしても形は崩れてしまいます。

なので、最初はゆっくりと時間をかけて良いので、
まずは出来るだけ正確に形を取れるようにしてください。

クロッキーをするのはその後で良いと思います。

 

どんなことをするのにも、まずは慣れが必要だということ。

 

全く形が取れないという人は、
いきなりクロッキー取り入れるのではなく、
ある程度形が取れるようになってきてからの方が、
効率よく上達できると思います。

 

形に対する思い込みが原因でズレていることに気付かない

 

2つ目は形に対する思い込みが原因で
ズレていることに気付かないについて話していきますが、
これも正確な形を取るためには
非常に重要なことです。

 

人はモノの形に対して
自然と強いイメージを持っているので、
自分の中で「この形はこうだだろう!」
という思い込みがどうしても邪魔をしてきます。

 

そのため実際に目で見ている形よりも、
自分が思い込んでいる形に
無意識のうちに寄せて描いてしまうため、
形がズレていることに気付かないまま
描き進んでいってしまいます。

 

これの解決方法としては、
モチーフの写真を撮って見比べながら描くことです。

 

この方法には良い点が3つあります。

1つ目は空間に惑わされにくくなるということ。

2つ目は比較対象を近くに置くことが出来るということ。

3つ目は視点がズレないということ。

 

1つ目ですが、
本来デッサンや着彩をする時には、
これがあるかないかで大きな違いが出るほど
「空間」が非常に重要になります。

 

その「空間」を表現するのに距離や位置関係、
明暗といった様々な要素が必要になってくるため、
一般的には写真を見て描くのは良くないとされています。

しかし、実はこれが形を取りづらくしている原因なんですね。

 

空間があると、モチーフを見たときに
目から直接入ってくる情報量が増えるため、
形を取ることに集中しづらくなります。

これが空間に惑わされるということです。

人はやることが多いとつい手を抜きたくなる生き物なので、
この線はこう伸びていくだろう、
といった思い込みを優先し楽な方を選んだ結果、
形が取れないという現象が起きてしまいます。

 

じゃあどうすれば良いのかと言ったときに、
写真を見て描くことが非常に良い練習法だと言えるんですよ!

 

写真って平面にも関わらず立体感を感じますよね。

その理由は簡単で、
3次元空間を2次元で成立させることが出来るからです。

そのため、写真を見て描けば
すでに2次元化されているモチーフを描くことになるので、
自分で変換する必要がなくなり、形を取ることに集中出来ます。

それに加え、2次元化されたものを描くことでも、
変換、つまり形の取り方を学ぶことが出来るので、
コツを掴むまで写真を見て描く練習をしてみて下さい。

 

ただ、ここで注意してもらいたいのが、
楽だからと言ってずっと写真を見て描き続けないようにしましょう。

ある程度コツを掴んでくれば
「空間」があっても形が取れるようになるので、
あくまでもそれまでの補助的なものだという
意識を持っていてください。

 

 

続いて2つ目ですが、
比較対象を近くに置いて描けることの何が良いかというと、
支持体(紙またはキャンバス)の隣に
写真を並べて描くことが出来るので、
よりモチーフの形と自分が描いた形を
比較しやすくなります。

 

人間の目って距離が違うものを見る時にピントを変えますよね。

共通点1でも言ったように、
形は合うまで何度も取り直す必要があるので、
視点はモチーフと画面を行ったり来たりします。

このピントを変えている一瞬の間に、
目で見た実際の形が思い込みの形へと変わってしまうんですよ。

そのため、画像もしくは写真を近くに並べ、
視点移動を出来るだけ減らすことで、
目で見た実際の形を覚えたまま描くことが出来るため、
形のズレを最小限に抑えて描けるようになります。

 

最後に3つ目、
写真を使うことの何が良いかというと、
視点がズレないところです。

コレめちゃくちゃ重要なことで、
正確な形を取りたいのであれば
視点を固定する必要があります。

視点が少しでもズレてくると
描く線の角度が変わってしまうので、
徐々に形がおかしくなってきます。

 

だから、実際の形にしっかり合わせているのに、
画面では全く合っていないということが起きてくるんですね。

視点を全くズラさないで描くというのは難しいので、
最初のうちは写真を使って練習をしてみて下さい。

 

一般的に写真を見て描くのは
あまり良いこととされていませんが、
形を上手く取ることを目的とするのであれば、
逆に有効な手段として使えます。

実際に僕自身もこの方法を使って
練習をしていたところ、
かなり速い期間で正確な形が
取れるようになったので、
すごくオススメですよ!

 

 

それともう一つ有効なのが、
自分の描いている形が
本当に正しいのかを疑う癖をつけることです。

 

先ほども言いましたが、
人は無意識のうちに自分が思い込んでいる形へ
寄せて描いてしまうので、
本当にこれで合っているのか?
と何度も自分を疑ってください。

そしてモチーフと絵を見比べてみてください。

 

最初はどれだけ形が違っているのか
自分では判断しにくいので、

描き終わった後は、
自分よりも形を取るのが上手い人に、
形が合っているかどうか
確かめてもらうのも良いと思います!

 

構造を理解して描いていない

 

続いては3つ目ですが、
形が上手く取れない人は
構造を理解して描いていないことが
非常に多いです。

人物・人体を描くときも、
静物モチーフ全般を描くときも、
構造を理解する必要があり、
これが出来ている人と
出来ていない人では一目見て
分かるレベルで差が出てしまいます。

そのため、構造が理解できていない人は
実際にはあり得ない形を描いてしまいがちなので、
しっかりと構造を理解して描きましょう。

 

三面図でモチーフの構造を理解する

三面図とは主に設計や建築などで使われている図面で、
対象を上面・側面・正面の3点から見た図のことです。

基本的にこの3点から見た平面図があれば、
立体図に描き起こすことが出来るため、
まずはこれが出来るようになる必要があります。

 

分かりやすい図を作ったので、
参考にしてください↓

 

まずはモチーフを一つ決めて、
この図と同じように上面・側面・正面の図を描いてから、
立体の図に変換する練習をしてみましょう。

 

これが出来るようになったら、
次はモチーフの数を1つずつ増やしていき、
形状や位置関係などを把握する練習をしてみましょう。

では1つ問題を出しますね。

分かりやすくモチーフごとに色分けをしたので、
先ほどの図を参考にしてこの三面図を立体図に変換してみましょう!

これは結構難しいので、
出来るまで何回も練習をしてくださいね!

ちなみに答えはリンク先のページで確認してください↓

三面図の答え

 

この練習では光や影を重要視していないので、
とにかくモチーフの構造と位置関係を正確に描いてください。

1日1枚は必ずやると決めて取り組めば、
かなり速いスピードで様々なモチーフの
構造の理解が出来るようになると思います。

 

躊躇わずに消せるようになる

 

最後の項目ですが、
躊躇わずに消せるようになる
について話していきたいと思います。

 

正確な形を取るためには、
何度も何度も描いては消しての
修正をしていく必要がありますよね。

しかし、ある程度形が取れたら
面や影の部分を描く段階に移ると思います。

 

問題はここからなんですが、
ある程度形が取れた状態になると、
その部分を消すのがもったいなく感じてきます。

 

最初の段階では躊躇わずに消せると思うんですが、
ある程度描き込んでしまうと
どうしても躊躇ってしまう気持ちが
出てくるんですよね、、、

 

せっかく描いたのに消すのは嫌だなぁ、、、

という感じ。

 

だからここで、まぁいいやと言って
形が微妙に狂っているのに描き進めてしまうと、
いつまで経っても上達出来ません。

 

 

形の狂いに気づいたら
消して修正するのは基本で、
線で描く段階を超えて、影をつけて描く段階に
なっても狂っていると気づいたらすぐ修正する

 

これを徹底することで、
より正確な形を取れるようになる
近道だと思うので、
躊躇わずに消せる力をつけましょう!

 

まとめ

今回話してきた、
形が取れない人に共通していることは以下の4つ!

1.形を一発で取ろうとしている

2.形に対する思い込みが原因で、ズレていることに気が付いていない

3.モチーフの構造を理解して描いていない

4.描き込んだところの形が狂っていることに気づいても、消すことを躊躇ってしまう

 

1つ目の形を1発で撮るのはNGで、
何度も修正を繰り返して
何度も形を取りなおすことが重要です。

 

2つ目の形に対する思い込みは
無意識のうちにやってしまうため、
常に形が狂っていないかを
自分を疑うことが大切になってきます。

 

3つ目、構造を理解して描かなければ、
実際にはあり得ない形になってしまうので、
三面図を立体図に変換する練習を積み重ねて、
しっかりと理解しながら描けるようにしましょう。

 

4つ目の消すことを躊躇ってしまう原因は、
せっかく描いたのに消すなんて嫌だなぁ、
という気持ちから出てくるものなので、
その気持ちはグッとこらえて
上達のために躊躇わずに消せる力を身に付けてください。

 

 

やっぱり最初はどうしても
時間がかかってしまいますが、
練習していくうちに修正する箇所も
徐々に少なくなっていきます。

 

ですが、ある程度形が取れるようになっても、
自分は形が取れるんだと思うのではなく、
常に1発では正確な形は取れないから、
何度も修正しなくてはいけないという自覚を持つことが大切です。

 

 

今回はこれで以上です!

 

それではまた次の記事でお会いしましょう!

 

コメント

  1. […] […]