【美大受験で油絵を描く人必見!】統一感がない絵は評価が低い!?

油絵のコツ

どうも!@Shunです。

今回は油絵科を受験するとき、
かなり重要になってくることを
話していきたいと思います。

普段、自由に絵を描くときと違って、
受験では超えなくてはいけない
最低ラインというものがあります。

 

それは、、、

自分の表現したいことが
入試の審査員である教授、
また予備校では講師に
しっかりと伝わっている必要がある。

ということです。

 

これは基本中の基本なので、
当たり前でしょ!と思った方も多いでしょう。

しかし、予備校の講評などで

「君の絵は何を表現したいのかが分からない」

「ごちゃごちゃしてて分かりにくい」

「結局何が言いたいの?」

などと言われてしまった経験はありませんか?

 

ちなみに、これらのセリフは
僕が受験期に言われたことです。笑

 

基本とは言っても、
やろうと思って出来れば誰も苦労しませんよね。

実際にどうすれば伝わるのか分からず、
悩んでいる人もいるのではないでしょうか?

 

予備校で絵を描き始めた頃の僕は、
全力で描いているのになぜ伝わってないんだ!
と開きなおっていました。

この状態ではいつまで経っても上達しません。笑

 

じゃあどうしたら良いのかと考えた時に、
僕なりに出した一つの答えが
「画面に統一感を与える」ということです。

そんなわけで、
なぜ統一感を与える必要があるのか
詳しく説明していきます!

 

画面に統一感を与えることの重要性

モチーフをデフォルメして描く場合や、
写実的に描く場合の
どちらにも言えることなんですが、

統一感のない絵は何を伝えたいのかが、
非常に分かりづらいです。

そのため
何か一貫したテーマを決めて、
統一感を出してあげる必要があります。

 

例えばですが、
ジブリでいう「もののけ姫」のような、
幻想的な雰囲気の絵が描きたい!と思ったら、
それが一貫したテーマになります。

これと同じように、
モチーフの質感や複数のモチーフの関係性によって生まれる
空間が面白いと感じればそれがテーマになるし、

写実的に描く場合も、通り
複数ある対象のどれをメインにするか決めるのも、
テーマとして考えることが出来ます。の人

 

このように、
一貫したテーマを決めることで、
「自分はモチーフのここが面白いと感じた」
という部分を強調することができるので、
画面に統一感が出てきます。

 

これを逆の視点から考えると、
分かりやすいと思うので、
上の例から統一感をなくしてみます。

ジブリっぽい雰囲気を出そうとしているのに、
ピクサーや新海誠のような雰囲気も好きだからといって、
全て取り入れてしまうと、
意味不明な世界観になってしまいますよね。

それに、モチーフに対して面白いと感じる部分が
たくさんあるからと言って、
全部詰め込んでしまうと、
分かりにくくなるのはもちろん、
互いに主張して良さを打ち消しあってしまう場合もあります。

写実的に描く場合も同様で、
全てのモチーフを細かく描写してしまうと、
リアリティーが薄れてしまうし、
どのモチーフがメインで描かれているのか、
分かりにくくなります。

 

このように画面から統一感をなくしてしまうと、
鑑賞する側はどこを観たらよいのか分からず、
混乱してしまいます。

以前、構図に関する本を読んだとき、
どんな絵画でも画面上で秩序を保つ必要がある
ということが書かれていました。

要するに、画面に描かれているモチーフ同士が、
互いに協調している必要があって、
ルールというか、テーマから逸れていないことが
重要だということですね。

 

統一感のある絵はじっくり見たくなる

統一感のある絵は、
受験の審査や予備校の講評で、
じっくり見たくなる
という話をしていきます。

審査や講評のときは、
たくさんの絵が同時に並べられ、
まずパッと全体を見た後、
そこから教授や講師の方が
良い作品をピックアップするという形が多いです。

そのため、ピックアップされなかった作品は、
当然ながら入試では採点対象にならないと思った方が良いです。

 

じゃあ、どうしたらピックアップしてもらえるの?と思いますよね?

 

そこで、重要になってくるのが、
後でじっくり見たい!
と思わせられるかということです。

 

少し例を挙げて、
分かりやすく話していきます。

映画やドラマの予告PVがあったとして、
ストーリーの内容が上手くまとめられていると、
これ面白そうじゃん!と気になって、
実際にその作品を見たくなりませんか?

逆に、内容がまとまっていない予告PVだと、
その作品の面白さが伝わってこないので、
見る気にはなりませんよね。

 

これと同じで、
入試や講評の形式上パッと見ただけで、
言いたいことが伝わるようにしなくてはいけません。

入試や講評では、
たくさんの絵が同時に並べられるので、
統一感のある絵の方が、
パッと見ただけで言いたいことが伝わってくるため、
これは後でじっくり見たいなぁ
と鑑賞する側に思わせることが出来ます。

 

結局のところ、
分かりやすい=どんな内容なのか気になる=もっとじっくりと見たい。

逆に、
分かりにくい=内容が伝わってこない=もう見る気にならない
ということなんですよ。

 

特定の作品を見るうえでは、
分かりにくい作品だとしても、
もとから興味があるので見てもらえます。

ですが、不特定多数の絵が並んでいる中から、
分かりにくい作品をじっくり見たい!
という人はあまりいないので、
しっかりと統一感を出して、
自分の言いたいことが伝わるように描きましょう。

 

統一感を出すための3つのポイント!

これまでの話を踏まえて、
受験で絵を描く際に、
統一感を高めるための
3つのポイントについて話していきます。

 

1.エスキースの段階で明確なテーマを決める

2.途中で要素を増やし過ぎない

3.量を絞って質を上げる

というこの3つです。

 

1.エスキースの段階で明確なテーマを決める

油絵科を目指している方なら、
すでに知っているかもしれませんが、
最初に明確なテーマを決めてから
描き始めるのが基本です。

この部分が曖昧な状態で始めてしまうと、
途中で迷いが出てくるので、
あれもこれもというように、
余計な要素を取り入れてしまいがちなんですね。

そのため、テーマを決めておくことで、
その絵に必要な要素が明確になり、
必要なものと余計なものの判断が
付けやすくなります。

 

2.途中で要素を増やし過ぎない

1.のポイントを実践したとしたとしても、
描いている途中で追加のアイデアが
思い浮かぶこともあると思います。

それを取り入れたことで、
良い結果につながる場合もあるので、
一概に途中で要素を増やすことが
ダメだとは言えません。

ですが、増やし過ぎない注意が必要です!

例え、それがテーマに関連しているものでも、
取り込み過ぎてしまうと逆にゴチャゴチャしてしまうし、
描き終わらなくなった際に、
その部分が足を引っ張ってくるからです。

途中で描き終わらないなぁ、、、
と感じ始めると焦ってしまい、
手が止まったり、
諦めモードに入ってしまったりすると
かなり危険です!!

入試で一番やってはいけないことが、
絵が完成しないことなので、
途中で要素を増やす場合は、
よく考えてからにしましょう。

この部分が素早く判断できるようなると、
手が止まる時間が減って、
より効率よく進めていけるようになります。

 

3.量を絞って質を上げる

もともと描ける時間が短い受験では、
量を増やして質を下げるより、
量を絞って質を上げた方が良い結果に繋がりやすいです。

量を増やすほど、
1つのモチーフにかけられる時間が減ってしまうので、
その分質も下がってしまい、
鑑賞する側に伝わりにくくなってしまいます。

なので、中途半端な質のものをたくさん描くのではなく、
要素を絞って質を上げていった方が、
画面全体の質も上がり、
統一感を高めることに繋がります。

 

ただ、物量勝負のようなスタイルで描いている人は、
この考え方は例外なので注意してくださいね!

 

最後に

今回話した内容は基本的なことですが、
分かっているのに意外と出来ていない事でもあります。

美大受験ではかなり重要なことなので、
ちょっと自分出来ていないなぁと感じる方は、
これを意識してみて下さい!

出来ている方は再確認してもらえればなと!

そうすることで、
講評での自分の作品に対するフィードバックに変化が得られて、
新しいものを見つける手掛かりになってくれると思います。

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